電動キックボードをパンクさせないための3つの習慣
電動キックボードのパンクは予防できます。
電動キックボードの車両特性のひとつとして、車輪径が小さいことが挙げられます。
車輪径の小さいタイヤは大きいタイヤよりパンクしやすいと言われることもありますが、しっかりとした知識で利用していただければ、パンクの予防は可能です。
大事なことは、普段からパンクしない習慣を身につけることです。
大事な3つの習慣を優先度順にご紹介させていただきます。
-
空気圧を基準値に保つこと(ZERO9/Fiido Q1S/ZERO10X 45PSI)
-
タイヤ・チューブを傷つける運転を避けること
-
タイヤのチェック・交換時期
ただし、予防はできますが100%防ぐことはできません。(釘などを踏んでしまうとパンクは防げません)
日々の利用の参考にしてください。
1.空気圧を基準値に保つこと
空気圧が低い状態での走行は、それだけで格段にパンクの確率が上がります。
「内部摩耗パンク」といって、空気が抜けている状態での走行は内部で外側タイヤとタイヤチューブの擦れる力が強くなってしまいパンクしやすいのです。
逆に言うと、
空気圧点検をしていただくだけで、各段にパンクはしにくくなります。
タイヤは穴が空いていなくても自然に空気が抜けていきます。
また、車輪径の小さい電動キックボードのタイヤは空気圧を保ちづらく、自然に空気が抜けやすいです。
できれば走行前に毎回していただきたいですが、1週間に1度程度は空気圧点検をお願いいたします。
弊社の電動モビリティはすべてバイク用の米式バルブのタイヤチューブを採用しております。
各適正空気圧は、
ZERO9・FiidoQ1S・ZERO10X 45psi(約310kpa)
となります。
米式バルブ用の空気入れをご用意いただくか、SWALLOWで用意しています空気ポンプをご購入いただいてメンテナンスをお願いします。
特に「ポータブル電動空気ポンプ」はワンタッチで数秒で空気入れが完了するので日々のメンテナンスにおすすめです。
タイヤを触って空気圧を確かめる必要もなく、空気圧点検も数字表示で一目でわかります。
2.タイヤ・チューブを傷つける運転を避けること
走行中に、あまりタイヤやチューブに負荷がかかる運転をしないことを気を付けていただく必要がございます。
例えば、以下のようなことに気を付けていただくとよいかと思われます。
- 障害物や段差への乗りあげを避ける
路面状況を常に確認して、障害物や段差などは避けて通るようにしてください。
縁石の段差などに侵入する際は、必ず速度を落とすか、降りて車体を上げて通行してください。
- 金属片やガラス片などを踏まないようにする
工場地帯などでは特にお気を付けください。
また、雨上がりはそのような異物が道路に流れ出している可能性も高いのでお気を付けください。
- 砂利道などのオフロード走行はできるだけ避ける
総じて、路面状況をよく確認し、タイヤにダメージを与えることを避ける運転していただく必要がございます。
路面状況を確認しながらの運転は、パンク予防だけでなく、事故防止・安全運転にもつながります。
普段から気を付けてご走行くださいませ。
3.タイヤチェック・交換時期
走行しているときに、異音や異常な振動を感じたら必ず停車してタイヤを確認してください。
*モーター不具合の可能性もございますので、
その場合はモーターコネクタケーブルの再接続をお確かめください。
よくあるお問い合わせ・FAQ-SWALLOW
溝に小石が挟まっていたり、タイヤ表面に異物が付着していた場合、そのままの走行はタイヤを傷める原因になりますので必ず取り除いてください。
乗り終わった後のタイヤ表面の泥や汚れをブラシやウェットティッシュなどで落とし、表面をきれいにしてタイヤを確認しましょう。
・タイヤの交換時期
タイヤの交換時期は見た目でわかります。
一番すり減りやすい中央の溝が浅くなっている時
となります。走行距離にもよりますので、何か月後、という言い方はできません。見た目でお確かめくださいませ。
すり減って溝が平になってしまってからでは遅いので、早めに交換いただくことをおすすめします。
・タイヤの交換時期
タイヤチューブの交換時期は
パンクする前に、1年程度または走行距離600km以内での交換
をおすすめさせていただきます。
タイヤチューブは内部でこすれて、内部摩耗パンクを引き起こす可能性がございます。
適切な空気圧での走行をしていても、チューブ自体が劣化することは避けられません。
パンクする前にチューブの定期的な交換をおすすめさせていただきます。
まとめ
大事なことは、パンクの要因を理解し、日々の利用の中で出来るだけその要因を排除することです。
日々の利用の中で少し意識をして乗れば、愛車を大事にして、もっと楽しく乗れるようになるでしょう。
以上となります。
これからもSWALLOWはお客様の楽しく快適な電動モビリティでの生活をサポートさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。